
先日、ドイツ人の友人に誘われて、山登りに行ってきました。誘われた時、ドイツ語の「Wanderung」(ハイキング)と言う言葉を見て、私の中では、ハイキングはフラットな道、森などをのんびり歩くイメージだったので、ぜひ行きたい!と思いました。でも、実際は普通に登山のことも指すそうですね。イギリス人の友達にハイキングは、アップダウンがあるよ、と教えられました。
出掛けたのは、ミュンヘン市内から南へ車で1時間半程度の場所にある「Herzogstand」。朝7時半にミュンヘン市内で待ち合わせをして、車で目的地を目指します。早朝ということもあり、車はかなり少なく1時間程度で目的地へ到着。ふもとに駐車場があり、そこから山道に入ります。駐車場に着いたのは、9時前でしたが、すでに満車近く、多くの人が早朝からハイキングを楽しんでいることが伺えます。山道は整備されているので、登山初心者でもあまり装備を気にすることなく登ることができました。とはいえ、途中はかなりの傾斜を感じる山道が続くので、体力に自信がない方はゆっくり登ることをお勧めします。リフトもあるので、リフトを利用することもできますよ。


山頂付近には、ドイツ料理の山小屋レストランがあり、飲み物や軽食がいただけます。こちらのレストランまでは、登山初心者の私が友人と話しながら、しかし休みなく登って2時間かからないくらいでした。すれ違う人たち、追い越していく人たちと南ドイツ特有の挨拶「Servus」(こんにちは!)と言葉を交わしながら、ひたすら山頂を目指します。途中、開けた場所が何度かあるので、長閑な景色も楽しみながら。日本ではあまり、山登りらしい山登りをしたことがないのですが、飼い犬を連れた人、小さな子供連れ、赤ちゃんを背負って登山している方などもいて、体力がすごいなーと感心してしまいます。
レストランでしばし休憩。早朝から行動していましたし、そんなに普段運動もしないのに、汗をかきかき登ったので、食事というより少し間食程度にしました。ヴィーガンのカボチャスープとコーヒーという謎の組み合わせでオーダー。レストランのテラス席からは、麓の湖が望め、アルプスの絶景も広がっています。30分ほど休憩し、引き続き山頂を目指します。レストランからは山頂が見えているので、心なしか気持ちも楽です。
レストランまでの山道は、車も通れるくらいの幅があるのですが、その後の山頂までの道のりは、一人か二人がやっとの幅まで狭くなります。降りてくる人たちを待ったり、追い越す人を待ったりしながら登りました。そしていよいよ山頂へ。山頂には、大きな十字架と小さな小屋が立っています。山頂に立ち、周りを見渡すと工程からは考えられないほど、かなり高度まで来ていたことに驚かされました。また、ヨーロッパアルプスの一端を担う山なので、景色の美しさにも驚愕。特に、私が登った11月はドイツ側は深い霧に覆われ、オーストリア側は、晴天という自然の力を見せつけられる、不思議な光景が広がっていました。歩けるのではないかと思うほど厚い霧(雲)が麓まで広がり、峰の反対には湖とアルプス。アルプスの山々の頂上はすでに雪を纏っています。
私たちの工程はここで終わりましたが、さらに峰を歩ける山道もあり、そちらを選ぶとプラスで4〜5時間は掛かるようです。風も強く切り立ったような山肌を見ると、こちらの工程に進むには中々勇気が入りそうですが、次に行く時はぜひチャレンジしてみたいなと思っています。
<Data>
Herzogstand
82444 Schlehdorf












