ドイツの森できのこ狩り Pilzwanderung

おとぎ話に出てくるような綺麗な毒キノコ

ドイツの好きなところを考えてみると、街中であってもとても緑が多いことが挙げられます。街路樹はもちろん、都会でも大きい公園や森があったり、自然の中で過ごすことが日常的にできる環境と言えるのです。特に私は、熊本という、緑に囲まれ、少し車を走らせれば阿蘇山、という環境で育ったので、忙しない街中よりも、緑の中で過ごす方が性に合っています。皆さんはどうでしょうか。

樹々と木漏れ日と苔

自然の中を歩いたり、ただ座ってのんびり時間を過ごすと、体はもちろん、心も不思議な充実感を得られます。また、夏から秋にかけては、野生のブラックベリーやブルーベリーなど、食べられる植物が採取できるという楽しみも。そして、私がドイツに来てからやってみたかったことの一つにきのこ狩りがありました。

ただし、キノコは素人判断が難しいもの。自分で本を買ってはみたものの、実際に森で採取するには至りませんでした。しかし今年、ミュンヘン近郊の森でキノコを探しながら歩くワークショップを見つけたのです!

そのワークショップはその名も「Pilzwanderung」。日本語にすると「きのこハイキング」。場所を調べてみると、住んでいる場所からそんなに離れていない森で、専門家に学びながらキノコを探して歩くイベントというではないですか!

早速申し込んでみることに。ただし、言語がドイツ語のみのため、私の語学レベルでは中々のチャレンジになりました。料金は1名44€。ネットで申し込みをすると、予約した内容がメールで届きます。

私が参加したのは、2022年9月25日(日)、朝10時のワークショップ。当日は、午後からも同様のコースが開催されていました。待ち合わせ場所は森の入り口。森と言っても、きちんと歩道が整備されている、森林公園のような場所です。私は一番最初につきました。今回の先生は女性の方で、小さな頃から森で過ごし、キノコについてはおじいちゃんやおばあちゃん、両親に教えてもらいながら育ったと言っていました。

参加者は、私も含めて全部で10名程度。ほとんどがカップルか家族で参加していて、一人で参加していたのは、私とミュンヘン出身という中年女性の二人だけでした。簡単に自己紹介をして、早速ワークショップが始まります。

みんなで森を歩き、その最中も先生が色々なことを説明してくれます。時期としては少し早いけれど、説明を聞いている最中も、自転車に乗った地元のおじいちゃんがキノコ狩り用のカゴを提げて、通り過ぎていきます。そして歩道から森に入り、目に付くキノコを集めてくることになりました。15分ほど時間をもらい、それぞれが見つけたキノコを持って、集合。先生は、集めたキノコを歩道に広げ、キノコをグループに分けて、一つ一つ説明してくれます。まずは、食べられるキノコの特徴や、毒キノコの特徴、そしてそれぞれのキノコの名前などなど、色々と学ぶことができました。

様々な種類のきのこが短時間で見つかりました

その後、先生の説明を踏まえた上で、再度森に入り、食べられるキノコを集めます。全体で約3時間ほどのワークショップでした。私の語学力不足のせいで、中々理解できない部分もありましたが、最低限の知識は得られ、とても満足できるワークショップでした!ちなみに、キノコ狩りをするとき、集めたキノコをビニール袋に入れるのはNG。木の籠かもしくは布製の袋で臨みましょう。また、小型のナイフがあると便利です。

その後、再度同じ森に行き、ワークショップで得た知識でキノコ狩りにチャレンジもしました。リンクを貼っておきますので、気になる方はぜひアクセスしてみてください。バイエルン以外の地域、例えば、ベルリンやフランクフルト、ハンブルグなど全土で開催されていますし、キノコ狩りの他にも、ハーブについて学べるクラスもありますよ。私も暖かくなったら、ハーブのクラスに参加してみたいなと思っています!

Wildschytz

バター、ベーコン、玉ねぎと炒めてみました

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