コロナ禍の海外移住2 ドイツの長期滞在ビザ申請について1<配偶者ビザ>

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StadeのAusländerbehörde前にある広場

前回の投稿で、夫の帰国に伴い、ドイツに移住することになったことを書きましたが、今日は現在も続いている長期滞在ビザ申請について現状を書きたいと思います。

ドイツに90日以上滞在したい日本人は、長期滞在許可を取得する必要があります。ビザの種類には、学生ビザや就労・研修・研究滞在ビザ、ワーキングホリデービザ、ドイツ人配偶者との滞在ビザなど、複数あります。詳しくは、ドイツ大使館のウェブサイトに詳しく紹介されています。

私の場合は、ルーマニア人の夫(EUシチズン)に帯同して入国、居住となるため、ドイツ人配偶者との滞在ビザとも少し違いますが、基本的には、90日間滞在可能なビジタービザで入国し、入国後に所轄の外国人局(Ausländerbehörde)で長期滞在ビザ申請を行うことができました。

事前に日本で準備できる書類は準備してきましたが、どこのサイトを見ても、各地域の法律やルールがあるため、直接所轄の外国人局に聞くことが一番正確だと書いてあります。基本的に必要とされている書類は以下のものです。

  • 滞在許可申請書(現地の外国人局で入手可能。)
  • 住民登録証明書(入国後、住居のある役所にて登録手続きを行うともらえます。)
  • パスポート
  • 証明写真(厳しい規定があるらしいので、ドイツ国内で撮影してもらう方が無難)
  • 結婚証明書(日本の戸籍謄本に日本国外務省のアポスティーユ/Appostilleが付された後、認証翻訳したもの※ドイツ政府が認める翻訳者に依頼。日本国内にも複数いらっしゃいます。)
  • 配偶者の所得(給与)を証明する書類(ドイツ語)
  • 配偶者の住民登録を証明する書類(住居が同じであれば、自分の住民登録証明書に記載してもらえます。)
  • 配偶者の住居を証明するもの(ドイツ語・家屋の賃貸借契約書等)
  • 医療保険に加入していることを証明するもの(ドイツ語)

これ以外も準備する必要がある書類は、各外国人局で指定があると書かれています。特に不安だったのが、語学の能力証明です。私のドイツ語のレベルは赤ちゃんくらい。挨拶と本当に基本的な自己紹介くらいしかできません。色々な人の体験談をみましたが、移民が増えたこともあり、みなさんドイツ語のA1レベルの証明を求められたとのこと。しかし、私の場合、夫は日本人やドイツ人ではなく、ルーマニア人であり、調べてみると、EUシチズンの家族に帯同する場合、語学力の証明は求められないとも書いてあります。とはいえ、少しずつですがドイツ語になれようと自己流の勉強も始めました。

そして、入国後すぐに住民登録を行うため、所轄の市役所へ。登録の際には、住所を証明する賃貸契約書、結婚を証明する書類が必要と言われ、私の場合、住居については夫がもともと借りている部屋に入居したのですが、「大家さんは、同居してること知ってるのよね?」と聞かれました。ただし、夫の書類に不備があり、夫の妻として住民登録が完了するまで1週間程度かかりました。通常、書類が揃っていれば、その場で登録、発行してもらえます。発行してもらえる書類はMeldebescheinigungと言います。入国したのが12月10日、Meldebescheinigungの発行は、12月18日のことでした。

その後、すぐに所轄の外国人局でビザ申請に必要な書類を教えてもらいたかったのですが、何のトラブルか、外国人局の電話が通じない状況だったので、直接外国人局に向かうことにしました。Meldebescheinigungを受け取ったのが金曜だったので、週明けの12月21日のことです。私の場合、所轄の外国人局は、車で20分くらいのStadeという街にありました。

しかし、コロナ禍であり、受付も制限。アポなしで突撃しても何も情報は得られず、受付で「この人宛にメールしてみて」と担当者のメールアドレスのみを受け取り、その日は帰宅することに。家に戻ってから、現状、このような書類を準備しているが、さらに必要な書類があるのか、どういうステップで申請ができるのかを教えてもらいたいと言う旨のメールを送りました。12月22日、クリスマス直前のことです。しかし、待てど暮らせど返事が来ない。年末にかかっていたことからとりあえず年始まで待とう、ということになりましたが、一向に返信がなく、1月10日に再度、電話でお尋ねをしてみることにしました。1月には電話が無事開通していたようで、担当の方とお話しすることができたのですが、なんとその方は、私の担当ではないとのこと。

おいー。私のケースに該当する人にメールを転送したから、その人に電話して。と、また新たな電話番号を受け取りました。恐る恐るその人に電話してみましたが、繋がらず、再度メールを送ることにしました。

その後、担当の方から必要な書類の連絡があり、メールに添付して送るように指示がありました。必要な書類は、大使館などの情報に載っていたものとほぼ同じでしたが、以下でのみでした。

  • 住民登録証明書(Meldebescheinigung)
  • 夫婦のパスポート(Reisepass)
  • 結婚証明書(Heiratsurkunde/私は、受理証明書にAppostilleをつけてもらい、認証翻訳したものと戸籍謄本のどちらも準備しました。)
  • 配偶者の仕事と所得(給与)を証明する書類6ヶ月分(Tätigkeitsnachweis und Lohnabrechnungen/ドイツ語)
  • 夫婦が医療保険に加入していることを証明するもの( Krankenversicherungsnachweis/ドイツ語。私は夫が加入している医療保険に家族として入れてもらいました。)

書類はすでに全て準備して、PDF化していたので、すぐに返信しました。2021年1月14日のことです。メールに次のステップについては、こちらから連絡する、と書いてあったので、ただただ返信を待つ毎日。しかし一向に返事が来ません。メールは無事ついているのか、書類に不備はなかったか、自分はすでにビザのアプライができている状況なのかもわからず、悶々とする日々を過ごしました。

ただし、必要書類をメールで返信した時は、まだ私の保険用のカードが届いておらず、添付したのは、加入しましたと記された文書のみ。2月3日に、私の顔写真が入った保険カードが届いたので、再度この保険のカードを新たにメールで送付し、様子を見ることに。しかし、相変わらず返信もなく、既に入国から2ヶ月が経ってしまいました。そこで、2月5日に意を決して電話してみることに。果たして今度は繋がるのか・・・! 繋がりました。すると、担当者の方が、「現在、書類を精査しており、近いうちにメールで返信します」とのこと! とりあえず、書類がきちんと受理されていることだけでもわかったので一安心です。質問があるなら、電話で聞けばいいじゃん、とお思いの方もいらっしゃるかと思いますが、実際は、かけてもつながらないのです。色々な方が、ドイツでのビザ取得について体験レポートを残していらっしゃいますが、電話が通じない、担当者によって対応が違う、とたくさん書かれています。私もなるべく、担当の方を怒らせないように、極力こちらからあえて連絡はせず、求められたことにはきちんと対応することを心掛けていました。

そして、ようやく2月8日に、面接を許可する旨のメールが届いたのです。面接は、一週間後の2月15日。通常は日程の変更はできないこと、現在コロナ禍で建物へのアクセスが制限されているので、添付したパスを印刷して持ってくるように書かれていました。添付されていた文書を開くと、面接時には以下の書類を持参するよう書かれていました。

  • 夫婦のパスポート(Reisepass/入館時にも見せるように言われるとのこと)
  • 証明写真(1aktuelles biometrisches Foto)
  • 費用 28.80€

証明写真は、住んでいる街の写真館に問い合わせをして撮影してもらいました。現在ロックダウン中で基本的には空いていませんが、意外と電話やメールで問い合わせをすれば予約制で受け付けてくれるみたいです。

当日は、上記に加え、メールで添付した書類とそのコピー、そして住民登録の際に求められた住居の契約書なども準備し、フォーマルを意識した服装で挑みました。ここまで、一度も私のドイツ語の語学力についての質問や証明書を求められたことはありません。果たして面接では何を聞かれるのか、、、長くなったので面接についてはまた次回まとめたいと思います!

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