またも、期間がすごくすごーく開いてしまいました!
その間にいろいろありました。まずは全世界に影響しているcovid。私は2019年の12月にドイツ・ルーマニアを訪れ、年が明けた2020年の2月に日本に帰国しました。その頃から既に、ヨーロッパの空港でも、中国行きのゲートの前には、マスクをつけた人がほとんど。おそらく、ヨーロッパから中国に帰国する人たちだと思いますが、その時すでにcovidの恐怖は認識されていたのです。
私は、飛行機に乗る時は常々マスクを常備しているので、その時も着用していましたが、アジア系以外の人はほぼマスクもしていなかったし、中国以外のアジアへ向かう飛行機を待つ人たちも、マスクをつける状況ではありませんでした。私自身も「空港さえ気を付けておけばきっと大丈夫」とどこか軽くみていたところがありました。帰国してからも、しばらくはcovidについてのニュースはチェックしていたものの、まだまだ他国の話。
それからしばらくして、事態はどんどん深刻になり、毎日感染者数や死亡者数をチェックするようになり、明日は我が身と思うようになりました。そして世界中が国境を閉ざし、自国民を守ろうと必死に戦う状況が今なお続いています。これまで時間があれば飛行機に乗り、いろいろな場所へ訪れていた生活が一変。日用品の買い物さえも、戦々恐々としながら行動しなければならない状況になるなんて、ほんとうに想像もできない日常がやってきました。
実は、そんな中ですが、婚約中だったパートナーと、6月に入籍しました。本来は、春に入籍予定だったのですが、緊急事態宣言のため大使館が閉鎖されていたこともあり、入籍に必要な手続きが踏めなかったため、緊急事態宣言が開けてからの入籍となりました。
また、世界中の様々な業界と同じくパートナーの会社もcovidの影響を大きく受けて、現在従事しているプロジェクトが休止されることに。休止に伴いヨーロッパから派遣されている彼の同僚たちも、6月から順次帰国することになりました。私のパートナーは、担当している業務内容もあって、まだ帰国はしていませんが、いつドイツに戻ることになるかもわからない状況です。帰国するとなるとビザの関係もあるので、とにかくいろいろな手続きを早く済ませておかなければなりません。
とは言っても、入籍の手続きがとにかく煩雑で…。私のパートナーはルーマニア人で、私は日本人なので、私たちは国際結婚になります。日本人同士の入籍の場合に必要な書類と、国際結婚の場合に必要な書類は似ていて異なるもの。特に、日本人には必要のない「婚姻要件具備証明書」と呼ばれる、独身であることを証明する書類を、大使館で発行してもらわないといけません。名古屋に住んでいる私たちは、まず東京の大使館に書類を申請し、事前予約をして、受け取りに行かなければなりませんでした。日本の役所のようにただ行って待つのではなく、事前の予約が必要なので、何事にも余裕を持って申請する必要があるなと感じました。
また、入籍に際しては、この書類を日本語に翻訳して、婚姻届とともに提出しなければならないのですが、この点、日本の政府は融通がきき、翻訳は誰がしてもいいことになっています。
両親に婚姻届の証人になってもらい、そのほかの書類も揃え、ようやく入籍することができました。ただし、ここからが大変なのです。次に、ルーマニア政府にも、私たちが結婚したことを届け出なければなりません。もう本当にこれが厄介で。必要な書類は、以下。
- 婚姻届受理証明書(婚姻届を受理したよ〜という証明書。届け出当日はもらえません。)
- 戸籍謄本(婚姻後、相手の名前が入った戸籍謄本。受理後1週間はかかります。)
- 上記のアポスティーユ認証(外務省へ申請し、認証をもらいます。郵送で1週間程度。)
- 上記書類をルーマニア語に翻訳(ルーマニア政府が認可した翻訳者のみ。1週間程度。)
- パスポート(パートナーの苗字を併記したかったので、新しく作り1週間。)
さらに、婚姻により苗字を変更した場合は、その証明書もアポスティーユ、翻訳が必要になります。夫婦同姓が一般的な日本ですが、国際結婚の場合、相手に戸籍がないため、自分の苗字を変更するかどうかは自由です。私は、上記の通り、手続きをなるべく早く終わらせる必要があったので、夫婦別姓にすることにしました。(同姓にすべきか今も悩んでいます。)
とにかく急ぎ、急ぎで準備してきた書類ですが、問題発生です。新しく作ったパスポート。外務省では、昨年より、配偶者が外国人の場合などの特別な条件に限って、戸籍に登録されている氏名に続ける形で、旧姓や相手の姓を括弧書きで併記することを許可しています。私も、よかれと思って、自分の苗字の後ろにパートナーの苗字を括弧書きで入れたのですが、それが問題になりました。戸籍謄本と名前が違うと判断されてしまったのです。
また、このように併記されたパスポートは、一般的ではなく、パスポートのICチップに入っているデータについても、この別名は表示されないとか。大使館で苗字を変更していないことを証明する方法としては、外務省の該当ページを見せるしかありません。ただし、各国に入国する際にも問題になる可能性があるとして、英語の文書が用意されているので、今後は、パスポートとともに、この文書も持ち歩く必要があるなと感じています。
8月の中旬、日本で婚姻届を出してから約1ヶ月かかって書類を集め、その後1ヶ月かかってようやく大使館の予約が取れたので、今日で全てが完了する!と意気込んでいたのですが…。
なんと、パートナーの書類に不備があり、今回は受理できないと言われてしまいました。ルーマニアでは、日本と違い自分の身分を証明する「出生証明書」という書類があります。生まれた時に書かれたもので、パートナーのものは、手書きでかなりボロボロ。その書類自体は持参していたのですが、内容に不備があると言うのです。(この出生証明書というのは、フランスなど、ヨーロッパのほかの国々でも導入されているシステムで、外出時は常に持ち歩かないといけないらしいです。)しかも、その出生証明書の書き換えは、現地の発行した場所でないとできないとのこと。つまり、ルーマニアです。。。一瞬の絶望感。
しかしながら、ルーマニア大使館の外交官の方が協力してくれて、パートナーの家族が申請、受け取りをしますよ、という内容の正式な委任状をその場で発行してくれたので、急いでDHLに向かい、速攻でルーマニアに送付。(メールじゃないというのも…。)
現在、パートナーの家族に手続きを行ってもらい、書類が届くのを待っているところです。
あぁ、いつになることか。とにかく、今回は、いかに国際結婚の手続きが煩雑かということが言いたかっただけの記事になってしまいました。今後は、パートナーが外国人であることについての気づきや、手続き上のことなども、書いていけたらなと思っています。
なるべく、時間を空けないように…。。。

